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ここが知りたいRoHS 指令

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Q.518
台湾から鉄のプレートに無電解ニッケルメッキを行った材料を輸入し、当社はこの材料を機械加工して、RoHS対応品として日本で販売をしています。販売先から、メッキ中にカドミウム(Cd)が200ppm含まれておりRoHS対応品でないと指摘されました。台湾RoHS法もカドミウムの規制濃度は100ppmですが、含有量はどのように計算すればいいのでしょうか?

A.518

台湾RoHSは商品検査法による電気電子製品を対象として、従来の基準に「CNS15663第5節(含有表示)102年」が追加されたものです。
 2015年12月29日に台湾RoHSが公告(第10430007280号)され、2017年7月1日から自動データ処理器、プリンター、コピー機、テレビ、ディスプレーおよびPCモニタの6品目を対象として現行法と並行してRoHS要求が追加されています。さらに、台湾経済部標準検験局(BSMI)は2017年1月4日に商品検査法に基づく認証制度として台湾RoHSの対象製品に92品目を追加し、2017年7月1日から適用する旨の公告(第10530006420号)を行い、同日施行されました。2017年7月1日からはEUのRoHS(II)指令と同様の6物質が含有制限されることとなっています。
 含有制限はEU RoHS(II)指令と同様、均質材料当たり鉛、水銀、六価クロム、PBBおよびPBDEの5物質は1,000ppm、カドミウムは100ppmとなります。
 EU RoHS(II)指令で均質材料は、第3条(20)において「全体が一様な組成である物質」または「ねじの取外し、切断、破砕、研削、研磨などの機械的な作用によって、異なった物質にこれ以上分離することができないような物質」と定義されています。
 この定義によると、鉄のプレートに無電解ニッケルメッキをした材料は、「鉄」と「無電解ニッケルメッキ層」の二つの均質材料で構成されていることになります。
「鉄」と「無電解ニッケルメッキ層」のそれぞれのカドミウム濃度を求める場合の分母になる質量は、「鉄」(鉄のプレート)の質量と「無電解ニッケルメッキ層」の質量になります。分子はそれぞれに含まれるカドミウムの質量となります。
 台湾RoHSにおいては、6物質について、含有状況表示(限用物質含有状況声明書)、適合宣言書(符号性声明書)および認証マーク(商品検査標識)などの対応が必要となります。
 含有状況表示(限用物質含有状況声明書)は、我国のJIS C 0950と類似した制限物質の含有表示表の作成が要求されています。含有基準値をこえていなければ「〇」、基準値を超えている場合は「超出0.1wt%」(0.1wt%を超過)または「超出0.01wt%」(0.01wt%を超過)とし、用途除外項目の場合は「―」マークを付けることとなっています。なお、台湾RoHSについては2015年10月30日付のコラム「台湾RoHSとCNS15663」に解説があります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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