ビジネスQ&A

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経営者のよくあるお悩み一問一答

Q
製品・技術開発2017.10.11
Q1152. 今後、人工知能(AI)の導入が期待される分野を教えてください。

 創業5年のホームページ作成会社です。前職から培ってきたプログラム技術を生かして、人工知能(AI)を活用した新事業の立ち上げを考えています。どのような分野が期待されていますか?

A.

 人工知能の利用は人間が決めることではありますが、期待されている分野としては、大量データを取り扱うことのできる、健診の高度化、自動車などの自動運転、最適な交通のルート探索、防犯カメラなどを利用した犯罪予知、などの分野が期待されています。

【概要】

 人工知能(AI:artificial intelligence)という用語は1950年代からあり、機能や種類、利用方法は千差万別ですが、期待される分野としては、人工知能(AI)の得意とする大量データの取り扱いや共有パターンの解析などを活用した、(1)生体情報や生活習慣、病歴、遺伝等と連動した健康状態や病気発症の予兆の高度な診断、(2)路線バスやタクシー等の高度な自動運転、(3)渋滞情報や患者受入可能な診療科情報等と連動した緊急車両の最適搬送ルートの高度な設定、(4)監視カメラ映像や不審者目撃情報等と連動した犯罪発生の予兆の高度な分析、などの分野での活用が期待されています。
 近年では、人工知能(AI)は、人間が判断などのルールを提示する機械学習だけでなく、自発的な判断を行う深層学習(ディープラーニング)や、ビッグデータの活用などが進んでいる段階にあり、今後、さらなる活用分野の広がりが考えられます。

【人工知能(AI)の得意とする分野】

  • データから共通パターンを見つけ出すこと
  • 大量のデータを取り扱うこと
  • ルールに沿った判断や処理を行うこと
表1 人工知能(AI)の機能領域

【人工知能(AI)の利活用が期待される分野】

 人工知能(AI)の利活用が望ましい分野に関する有識者の意見として、健診の高度化や公共交通の自動運転、救急搬送ルートの選定、交通混雑・渋滞の緩和など、社会的課題の解決が期待される分野において、人工知能(AI)の利活用ニーズが相対的に高くなっています。一方で、金融やマーケティング、コミュニケーションといった産業や個人の生活に関わる分野では、人工知能(AI)の利活用ニーズが相対的に低いという意見が得られています。

表1 人工知能(AI)の機能領域

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